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山林バンク 山林のプロが答えるQ&A

山林のことなら、林業のプロである「山林Bank」は、どのようなご質問にもお答えできます。
お客様からいただく「よくあるご質問」を一部ですがご紹介いたします。
お問い合わせの前にぜひご一読ください。

電気、水道が確保できない山林を購入しても不安です。

そもそも山林の本来の姿は自然そのものでライフラインとは無縁です。電気の引き込みが困難な山林でも灯油発電機、ガス発電機、ガソリン発電機、マイクロ水力発電機、ソーラーシステム、風力発電装置他の中から用途とコストで選別可能です。
水は高低差のある低い場所から高い場所に引き上げる場合には結構費用がかかります。麓の沢で水を使用する場合には取水が簡単な場合もありますが標高の高い頂上付近で水を確保したいとなると自然の雨水を貯めるタンク等を設置する必要があります。敷地内に水が流れていない沢跡があればある程度掘り返せば水を確保できる可能性があります。

山林を購入と同時に森林組合員になれますか?

申請用紙(森林組合で受領可)に必要事項を記入後、理事会等審査を経たのち森林組合に加入することができます。(加入条件は山林登記名義人本人が申請しなければなりません)

森林組合員になるメリットは何ですか?

施業の為の補助金を申請する為には森林組合員でなければなりません。その他施業の方法や林道設置、山林管理他山林に関するあらゆることを相談にのっていただけます。(各都道府県や各森林組合の事情により対応は異なります。)
一番気になる隣地との境界線は新たに森林組合に依頼をして杭の設置業務(有償)をを依頼することも可能ですが、杭を設置したからといって森林組合が境界線の法的な保証をするという意味ではございません。

保安林とはどのような規制がありますか?

基本的には部分的な伐採を除き、皆伐(全面積を一挙に伐採)することは出来ません。(伐採に際し保安林内立木伐採許可申請が必要)。
又、伐採後数年先には植林の義務も発生致しますが反面、補助金支給率や税法上のメリットも多々ございます。
建物設置規制もございますが目的によって小規模な建物の場合は申請により許可されるケースもございます。仮に許可される時は面積が広いほど許可される面積も広がる場合がございますが各地域により事情が変わることも予想されます。

補助金を得て植林ができる木の種類を教えてください。

ヒノキ、スギ、マツ、ケヤキ等(但しマツ、ケヤキの補助金支給額はヒノキ、スギより少額になります)

又、各県や各森林組合の事情により補助金対象木の内容は異なる場合があります。

将来、諸事情により転売したい時にはお手伝いしていただけますか?

実際に購入された方々の中でも諸事情によりやむなく山林を転売されるケースや付加価値(立木整備や林道整備)を付けた後相応の金額で転売を希望されるケースもございましたが全て転売のお手伝いさせていただいておりますのでご安心下さい。

購入した山林で、そこにある木を利用した活用方法はありますか?

本来は乾燥させてからのほうが強度が増して長持ちしますが生木でも10年前後?は問題ございません。
現地で伐採した木を使用する前に少なくとも数ヶ月程度は自然乾燥させる事が望ましいです。その際、伐採の季節により虫食い等の 影響が出たりしますのでご注意ください。又、自然乾燥は人工乾燥よりも割れの部分が大きくなると言われていますが割れにより木の強度は増しますので全く問題ございません。その他、木の状態が良ければ枝別れの太い木をうまく利用したツリーキャンプをすることが出来るかも知れません。

天然林(自然林)も販売できるのですか?

最近はバイオマス発電用に各種天然林(自然林)が見直されておりますが具体的な取引形態ならび木材市場で売却を検討される方は所轄の森林組合に相談されるか木材市場に直接確認されることをお勧め致します。

その他、鑑賞用、消臭用、浄化用、燃料用、家具、小物、木工等としての用途も考えられます。

山林に資産価値はありますか?

現在の木材価格、山林価格は共に最盛期(昭和50年頃)の8分の1とも10分の1とも言われております。
今が評価の最低ラインというのは林業関係者が一応に判断している最低基準ですが、近い将来木材の使用範囲の拡大(ビル建築に木材を使用)等により少しずつ好転することが予測されます。

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